職員室の声

コロナ禍での(永井)

2021-07-06

コロナ禍での巣籠りが昨年来続いています。

そのせいか、自宅でアニメをみる時間が増えてきました。

 

「BS11」のお世話になっております。

 

『ゴジラS.P.』、『シャードーハウス』など面白かったです。

でも、お気に入りは『スーパーカブ』。地味な作品ですが、映像が丁寧です。

 

舞台は山梨県北杜市。親なし、金なし、友達なし、将来の目標なし。ないない尽くし高校2年

生女子、小熊さんがスーパーカブに出会い、変化していく物語です。

♬~透明だった日常に、車輪で色をつけて~♬な話です。

大事件は起きません。誰も傷つかない。誰も死なない。ささいな日常のコマ送りです。

 

スーパーカブを通して、世界が広がり、世の中まんざらでもないな。友達っていいな。

カブの先輩格の礼子さん。イタリアンカフェを造ることを目指す椎ちゃん。お互いの距離感と

リスペクト。カブを通して社会と関わり、自分を発見していきます。小熊さんも最終回前は頼

もしいお姉さんに変身です。

そして、最終回春を捕まえるために、冬の北杜から桜を見るために佐多岬まで大冒険です。湧

水町や佐多岬の風景が描かれていました。郷土愛の乏しい私も、ニンマリしました。

 

そんなアニメにはまった3か月でした。

(文責;永井)