職員室の声

何気なく(仮屋)

2019-09-18

何気なく校長室前の廊下を歩いていたら表彰状の数が増えているのに気づきました。よく見ると今夏鹿児島で開催された高校総体(インターハイ)協力への感謝状でした。この年齢になっても褒められるのはうれしいものです。本校は8月17日から4日間、鹿児島空港での案内業務に生徒8名、4名の先生方についていただき無事任務を終えることができました。私も恥ずかしながら1日だけこれに参加させてもらいました。大きな仕事としては高校総体が鹿児島で開かれていることの空港利用者へのアピールや競技会場までのアクセス方法の案内説明等だったのですが、最も大変だったのは空港利用者へティッシュやうちわ等のグッズを配ることでした。何しろ空港内ですので大きなスーツケースを持った人たちばかりです。最悪の場合両手がふさがっている方もいらっしゃいます。そんな方々にどうすればグッズを受け取ってもらえるかが課題でした。悪戦苦闘の末、私が学んだのは、グッズを受け取っていただくための条件、それは笑顔、誠意、そして感謝の三つでした。精神的なもの(心構え)、組織でいえば理念ですね。加えてそれをどう相手に伝えるか、伝え方が重要になってきます。すなわち技術的な問題(実践)です。精神的なものと技術的なものが両方噛み合わないと物事はうまく運ばない。これはグッズ配りに限らずすべての仕事、業務、運営等にも言えることではないでしょうか?生徒の皆さんの立場でいうとスポーツや普段の勉強も同じではないでしょうか?それにしても学びの場って学校や教室だけではないのですね。まさに総合学習、生きる力ってやつです。生徒を学校だけに縛りつけるのはもったいないと痛感じました。学校(特に私学)も理念と実践が車の両輪であり生命線です。私はこの経験を今後の自分の仕事にも生かしたいと思います。

(教頭 仮屋)