高校2年生が、二日間に渡りビブリオバトルを行いました。大半の生徒が初めてのビブリオバトルとなりましたが、初めてとは思えないスピーチ力で、熱いバトルを繰り広げていました。1日目の予選では、各グループから8冊のチャンプ本が選出され、2日目の準決勝、決勝を経て「令和3年度 高校2年生文系クラス ビブリオバトル」のチャンプ本が決定しました。決勝は甲乙つけがたい接戦となり、終わった後も全員が興奮冷めやらぬといった状態で、2日間にわたるバトルを振り返ったり、互いに健闘を称え合ったりする姿がみられました。同じ学年として過ごすのも、2年目となりましたが、ビブリオバトルをとおして、互いの新たな一面を発見することができた様です。
ビブリオバトルとは、参加者同士で自分の気に入った本を持ち寄り、その本の魅力を紹介し合う書評ゲームです。「どの本が読みたくなったか」を基準に、参加者全員で「チャンプ本」(最多票を得た本)を決めます。 また、「人を通して本を知る、本を通して人知る」と言われているように、単なる本の紹介にとどまらず、「相互理解」や「コミュニケーションツール」、「スピーチ能力の向上」、「良書検索機能」など様々な効果も期待される、どこでも手軽に楽しめる書評ゲームです。